GitCast あなたにGitをキャストする[vol.2]

[GitCast]2回目。Git管理を開始する、一番簡単な最初のコマンド。

GitCast vol.1 ではGitのインストールを行いました。
次は『Gitで管理』を始めてみます。

GitCastで紹介するGitコマンドは、WindowsならコマンドプロンプトやWindows PowerShell、MacならターミナルやiTerm2等で実行しますが、GitCastではこれらを総称して『ターミナル』と呼ぶことにします。
目次 - CLICKで開閉します -

Gitで管理を始めるためのコマンド

まず、ターミナル上で、Git管理したいファイルのあるフォルダまで移動します。

cd C:\work\俺のファイル管理

Gitコマンドを実行 (git init)

git initコマンドで『ローカルリポジトリを作成』します。

git init .
これで完了です。『俺のファイル管理』フォルダはGit管理の対象になりました。

コマンド実行時に生成されるもの

git initコマンドを実行したフォルダには、.gitというフォルダが生成されます。
これはGitの管理情報が格納される場所なので、他の場所に移動したり、削除、編集はしないようにしてください。

因みに、.gitフォルダは隠しファイルなので、表示設定によっては見えない可能性があります。Windowsならエクスプローラ、MacならFinderの設定で見えるようにすることができます。

今どのような状態か?

  • 『俺のファイル管理』フォルダは 『ローカルリポジトリ1となりました。
  • 『masterブランチ2がありますが、『コミット3はまだ無い状態です。
太字部分について、記事の最後に脚注を用意しています。

おわりに

git initの説明は以上です。

エンジニア向けの記事として書くならば、もっと細かい説明(例えば、initの後の . は何?)みたいなところまでやるのですが、GitCastでは、『最低限必要なところだけ』に重きを置いて書きます。とは言え、回を重ねるごとに、マニアックなところまで解説するような記事になるかもしれません。ただ、GitCastを最初から読み進めているのであれば理解するための導線は辿れるようにするつもりです。

これは、GitCastの最初の記事冒頭で述べた、「色々な意味で実験的要素を多く含んでいます。」の部分に関連します。 それから、1記事中に登場する新しいコマンドは基本1つを書いていくつもりです。
リファレンスとして利用できるようにしたいという意図と、1つのGit操作に焦点を置けるようにというコンセプトとなっております。

次回は masterブランチに最初のコミットを入れてみます。

脚注

これからGitでファイルを管理していくときに、必ず出てくる 『用語』があります。
以下に本記事に登場する用語のいくつかを載せています。


  1. ローカルリポジトリ
    ファイルの管理場所、言い換えると『ファイルの保管場所、兼作業場所』になります。
    このフォルダ配下で作成、編集、削除したファイルをGitで管理することができます。 ↩︎

  2. masterブランチ
    masterブランチは 『木の幹』のようなものになります。
    言い換えるとマスター版(最新の完全版)です。masterブランチ以外にも、ブランチを作っていくことができます。それらは全て、masterブランチから派生したもの、あるいはそこから更に派生したものになります。因みにブランチの意味は字の如く『枝』です。 ↩︎

  3. コミット
    コミットは 『1つの記録』になります。
    ブランチにコミットをすることで、編集記録の履歴を1つ、追加していくことができます。 ↩︎



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