GitCast [vol.4] 新しいブランチを作成する

ブランチを作成する

GitCast vol.3ではコミットをしました。
今回は 『ブランチを派生』させてみます。

checkoutコマンドは主にブランチの移動に利用するコマンドですが、ブランチを新規に作成する場合にも使えます。branchコマンドでもブランチを作ることができますが、今回はcheckoutコマンドを使った方法を紹介します。
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ブランチを派生するコマンド

ブランチの作成と、作成したブランチへの移動を同時に行う方法を紹介します。

Gitコマンドを実行(git checkout -b)

git checkoutコマンドで『ブランチを派生』します。

git checkout -b develop
これで完了です。masterブランチを元にdevelopブランチを作成しました。

checkoutコマンドオプションの意味

  • -b <新しいブランチ名> 今いるブランチのHEAD1から新しいブランチを作成してチェックアウト2します。

せっかくなので、新たに作成したdevelopブランチから更にブランチを派生させてみます。

git checkout -b drafts HEAD
これで完了です。-bオプションでdraftsブランチを作成、二つ目の引数にHEADを明示的に指定してみましたが、これはHEADを指定しない場合と同じ意味にもなります。二つ目の引数を指定する方法は、また別の機会に改めて紹介します。

ブランチ派生後のログを確認

ログはgit logコマンドで確認することができます。 masterブランチで最初のコミットをした状態からdevelopブランチの派生、更にdraftsブランチの派生を行いました。
ログを確認すると、コミットID3に続いて、(HEAD -> drafts, master, develop)となっています。

❯ git log
commit d8436ad927cb8abbabd74c27bd3901fbee38f44f (HEAD -> drafts, master, develop)
Author: SERVER <YOUR MAIL ADDRESS>
Date:   Mon Mar 6 22:39:28 2023 +0900

    Initial Commit

これは、以下の意味を持ちます。

  • HEAD1のコミットID3(commit)は、d8436ad9(…以下略)
  • コミットした人(Author)は、SERVER
  • コミットした日時(Date)は、3/6 22:39
  • コミットコメントは、Initial Commit
  • drafts,master,develop各ブランチの最新も同様です

ローカルリポジトリの操作イメージ

以下はブランチの運用図です。
この図は別のGitCast記事でも流用しますが、記事紹介中のコマンドは 青字で表示しています。

ブランチ運用イメージ
このブログのブランチ構成の参考イメージです。今回は 『3. New Branch』『4. New Branch』を行いました。

おわりに

git checkout -bの説明は以上です。

git checkoutコマンドは様々な場面で使うことになります。
今回はその中の一つ、ブランチを派生(作成)について紹介しました。

次回は draftsブランチからdevelopブランチへ移動してみます。

脚注


  1. HEAD
    ローカルリポジトリ上で今作業している場所。この例ではdraftsブランチ上の最新コミットの位置です。 ↩︎ ↩︎

  2. チェックアウト
    ブランチを移動、または特定のコミット位置に移動することを指します。 ↩︎

  3. コミットID
    コミットした時に自動的で割り振られます。16進数で40文字程度の一意な値。 ↩︎ ↩︎



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